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M29     NGC6913
はくちょう座の散開星団(密集度e)
光度:7.1等/視直径:7'
M29

<撮影データ>
2006 08/02 23h38m〜 露出5分の8画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて自動追尾
撮影地:新潟県魚沼市大白川

【 プロフィール 】
 1764年にメシエが発見した散開星団です。星数は20個程度、実直径は11光年と見積もられており、規模の小さい星団と言えます。20世紀半ばの研究によれば、この星団付近で星間物質が濃くなっているため、星団を構成する星たちからの光の大部分が遮られているとのことです。もし星間物質による光吸収が無ければ、肉眼で見えるほどの明るい星団になっていたかもしれません。

【 観望ガイド 】
 はくちょう座の「北十字」の中心の星であるγ星(サドル)の傍にあり、光度は約7等と比較的明るいので口径5cm程度の双眼鏡でも見つけられますが、視直径が小さくて星雲状にしか見えない上に、周囲にある天の川の微光星に埋もれそうなイメージなので見落としてしまいがちです。赤道儀架台の望遠鏡では、低倍率にてサドルから赤緯微動で南へ僅か1.7度ほど移動すると視野内の東寄りに入ってきます。口径6〜8cmの望遠鏡+中倍率で7〜8個ほどの星が確認できますが、疎らなため星団というよりはアステリズム(星群)という印象です。それ以上の口径の望遠鏡でも見え方はさほど変らず、あまり面白い対象ではありません。むしろ低倍率にて、周囲に見られる天の川の微光星たちもひっくるめて見るくらいの気持ちで観望した方が良いでしょう。

3時の南中日 0時の南中日 21時の南中日
6月9日 7月24日 9月7日