| M57(環状星雲) | NGC6720 こと座の惑星状星雲(タイプ IV) 光度:9.3等/視直径:1.4x1' |
<撮影データ>
2005 04/29 24h14m〜 露出10分の2画像と露出5分の5画像をコンポジット タカハシミューロン180反射(F12)
ニコンD70改 感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて自動追尾
撮影地:山梨県みずがき林道
※トリミングをしています。
【 プロフィール 】
1779年に出現した彗星を観測していたダルキエが偶然発見した天体です。メシエも同じ彗星の観測中に気付きましたが、ダルキエの発見から2〜3日遅れのことでした。惑星状星雲としてはこぎつね座の亜鈴状星雲M27に次いで史上2番目に発見された天体で、リング状の形態から「ドーナツ星雲」の愛称で親しまれています。写真ではイオン化した酸素等の発する青〜緑色で中心部が表現され、外縁部は電離した窒素の発する赤色が支配的になりますが、境界部分は両者が混ざったような発色となるため、全体として美しいグラデーションのカラフルなイメージとなります。
【 観望ガイド 】
こと座の一等星ベガの南東にある平行四辺形を形作る4つの3等星の内、南側のβ(ベータ)星とγ(ガンマ)星のほぼ中間辺りにあって、比較的見つけやすい天体です。条件が良ければ、口径5cmの小型双眼鏡でもその辺りを注意深く探せばピンぼけした恒星状のイメージで見つけることができます。赤道儀式架台の望遠鏡なら、低倍率でβ(ベータ)星とその真南にある4等星を同一視野内に捉えられるようにした後、赤経微動で鏡筒を東へ動かしていけば容易に見つかるでしょう。9.3等という光度データの割に明るく見える天体なので、鋭眼の人なら6〜8cmクラスの小口径望遠鏡+中・高倍率でタバコの煙で作った環のような姿を確認することができます。口径10cm級の望遠鏡ではリングが楕円形をしていることが判り、口径20cm以上+高倍率では星雲の濃淡が見えるようになって、実に神秘的な姿を堪能することができます。
3時の南中日 0時の南中日 21時の南中日 5月17日 7月1日 8月15日