M92     NGC6341
ヘルクレス座の球状星団(集中度IV)
光度:6.4等/視直径:14'
M92

<撮影データ>
2007 09/07 21h25m〜 露出3分の10画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて自動追尾
撮影地:山梨県嵯峨塩裂石林道
※トリミングをしています。

【 プロフィール 】
 この天体は1777年にボーデが最初に発見し、メシエはそれから3年3ヶ月後に独立発見しました。ヘルクレス座には北天一の球状星団M13があるため存在感の薄い天体ですが、意外と明るくて見やすい観望向きの星団です。地球の歳差運動(コマの回転軸が傾いた際に円弧を描くように首振り運動をするのと同様に地球の自転軸が長い年月をかけて円弧上を移動していく現象)により約1万4千年後には天の北極に近づき、「北極星」ならぬ「北極星団」になります。その時代には赤道儀で追尾せずに観望・撮影ができるかもしれません。

【 観望ガイド 】
 ヘルクレス座の胴体にあたる少し歪んだH字形の星の並びのうち、北東端にあるρ(ロー)星とπ(パイ)星の2つの星の並びから真北へ約6.5度辿ったところに位置しています。比較的明るいので、双眼鏡でその辺に見当をつけて探せば意外と簡単に見つけられます。赤道儀架台の望遠鏡でもまずρ星とπ星をとらえた後、その中間点から赤緯方向だけの移動で北に動かしていけばファインダーで捕捉できるはずです。口径8cmクラスまでの小型望遠鏡では星雲状にしか見えず、星に分解して見えるようになるのは口径10cm+高倍率からです。中心部まで分解するには口径30cm以上を要します。

3時の南中日 0時の南中日 21時の南中日
4月22日 6月7日 7月22日