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M97(ふくろう星雲)     NGC3587
おおぐま座の惑星状星雲(タイプ IIIa)
光度:12.0等/視直径:3.4x3.3'
M97

<撮影データ>
2005 04/09 23h56m〜 露出15分の5画像をコンポジット タカハシミューロン180反射+μコレクター(F9.8) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて自動追尾
撮影地:山梨県みずがき林道
※トリミングをしています。

【 プロフィール 】
 おおぐま座にある惑星状星雲で、1781年にピエール・メシャンが発見しました。「ふくろう星雲」と名付けたのはロス卿で、1848年の観察結果に基づくものとされています。上の写真の通り、確かに星雲内部に大きな目玉のような暗部があって、このネーミングには感心させられます。眼視光度は約10等とされ、写真光度の12等とはかなりの開きがあります。これは人間の眼の分光感度ピークに近い緑色の発光(イオン化した酸素が発する波長約501nmのOIII輝線を主体とする光)が強いことに起因しているようです。

【 観望ガイド 】
 北斗七星の一つであるおおぐま座β(ベータ)星の東南東約2度のところにあって、比較的探しやすい天体です。光度10等の拡散状天体ですので、口径5cm程度までの小型双眼鏡で見つけるのは非常に困難で、観望には口径8cmクラスの望遠鏡が欲しいところです。赤道儀式架台の望遠鏡でしたら、低倍率でβ(ベータ)星を視野の北端に捉えるか僅かに視野外に移動した後、赤経微動で鏡筒を東へ動かしていけばすぐ隣のM108銀河と共に捕捉できる筈です。口径10cm級の望遠鏡では円形イメージの中に濃淡のあることが微かに判りますが詳細を把握するには不十分で、「ふくろうの目」をしっかり見るには口径20cm以上の望遠鏡が必要でしょう。

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