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タットル彗星(8P) 12/16

タットル彗星(8P) 12/16

地心距離=0.404AU ,日心距離=1.210AU

<撮影データ>
2007 12/16 01h10m〜 露出3分の12画像をメトカーフコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) キヤノンEOS Kiss Digital X
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて恒星追尾
撮影地:山梨県棚沢今川線林道

 楕円軌道を約13年半で公転している短周期彗星で、毎年12月22日ごろに極大を迎えるこぐま座流星群の母彗星として知られています。この2008年の回帰では地球に0.25天文単位まで接近するため好条件で観測でき、2007年末から2008年初頭にかけて5〜6等まで明るくなると予想されました。この画像を撮影した時の光度は7等台後半で、口径5cmの双眼鏡でも容易に存在確認できました。彗星らしい青緑色のコマを纏った姿で写っていますが、尾は西側(左方向)に微かに認められる程度です。



M33の傍を行くタットル彗星(8P) 12/30

M33の傍を行くタットル彗星(8P) 12/30

地心距離=0.257AU ,日心距離=1.110AU

<撮影データ>
2007 12/30 20h45m〜 露出2分の5画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO1600 タカハシEM-200赤道儀にて恒星時追尾 撮影地:埼玉県飯能市大字下名栗

 12月下旬になると光度が急上昇し、年明けを待たずして5等台の明るさに到達。30日にはさんかく座の大型渦巻銀河M33に見掛け上接近し、両者のランデブーが良い撮影対象となりました。地球に接近しているため彗星の移動スピードが速く、総露出時間は10分と短めでも中心のコマ部分が伸びて写っています。



タットル彗星(8P) 1/5

タットル彗星(8P) 1/5

地心距離=0.261AU ,日心距離=1.078AU

<撮影データ>
2008 01/05 21h29m〜 露出2.5分の18画像をメトカーフコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) キヤノンEOS Kiss Digital X
感度ISO1600 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて恒星追尾
撮影地:山梨県棚沢今川線林道

 年が明け、予定通りほぼ最大光度に達したタットル彗星です。細いイオンテイルも写るようになり、彗星らしい姿になりました。その後は急速に南下していき、2月中旬には国内からは観測困難となりました。次の回帰は2021年の秋ごろになりますが、地球に接近しないこともあって観測条件はあまり良くないでしょう。