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バーナード第2彗星(177P) 7/28

バーナード第2彗星(177P) 7/28

地心距離=0.379AU ,日心距離=1.212AU

<撮影データ>
2006 07/28 23h26m〜 露出4分の10画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて恒星追尾
撮影地:静岡県富士宮市粟倉
※トリミングをしています。

 アメリカの天文学者として有名なE.E.バーナードが1889年6月に発見した彗星で、その当時の観測データから周期は128年とはじき出され(後の研究で約145年という説もあり)、次に太陽の近くに戻ってくるのは2017年以降と予想されていました。ところが、2006年6月にリンカーン研究所のLINEARサーベイにより発見された彗星がこの彗星の回帰したものであることがわかり、偶然の検出劇となりました。軌道計算の結果、正確な周期は120年であることが判明し、177Pの符号が与えられました。この画像は地球最接近から約10日後に撮影したもので、大きく広がった青緑色のコマが印象的です。



バーナード第2彗星(177P) 7/30

バーナード第2彗星(177P) 7/30

地心距離=0.385AU ,日心距離=1.200AU

<撮影データ>
2006 07/30 22h22m〜 露出5分の10画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて恒星追尾
撮影地:新潟県魚沼市大白川
※トリミングをしています。

* 天文ガイド 2006年11月号 入選作 *

 前回の撮影から2日後の姿で、光度や形態には特に大きな変化はありませんでした。全光度は約8等ですが、地球に接近して拡散状になってしまったせいか、眼視ではかなり見辛い状況でした。尾は写真でも認められません。



バーナード第2彗星(177P) 8/26

バーナード第2彗星(177P) 8/26

地心距離=0.503AU ,日心距離=1.108AU

<撮影データ>
2006 08/26 22h32m〜 露出6分の8画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて恒星追尾
撮影地:新潟県上越市大島区
※トリミングをしています。

 さらに約一ヶ月経過した後の姿です。地球から遠ざかったせいか、光度は若干低下して8.5〜9等程度になりました。この後は9月末まで宵の北西の空でゆっくりと高度が下がっていきました。なお、この彗星の次の回帰は2126年の予定です。