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ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 2/25

ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 2/25

地心距離=0.814AU ,日心距離=0.559AU

<撮影データ>
2006 02/25 05h09m〜 露出1分の4画像をコンポジット AiAFズームニッコールED80〜200mmF2.8DN(200mm,F2.8)
ニコンD70改 感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀にて恒星追尾 撮影地:静岡県牧之原市

 南米チリにあるラスカンパナス天文台で行なわれている自動天体サーベイ(ASAS)により2006年1月1日に発見された新彗星です。発見時の光度は12.5等。2月末の近日点通過頃でも最大光度が7〜8等止りとの当初予想に反して順調過ぎるほどの増光をみせ、2月上旬には6等台まで明るくなりました。しばらくは南天に位置していて日本からは見えませんでしたが、2月下旬になってようやく明け方の東天に姿を現しました。この画像は薄明中で高度が数度程度にしかならない時期に撮影したものであるため写りが良くありませんが、ごく淡い尾が確認できます。光度は5等台前半。この彗星は頭部の集光が顕著で、明るさの割にはコマが小さいのが特徴でした。



ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 3/3

ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 3/3

地心距離=0.772AU ,日心距離=0.590AU

<撮影データ>
2006 03/03 04h35m〜 露出5分の5画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO800 タカハシEM-200赤道儀 D90mmガイド鏡(f1200mm)+オートガイダーVSTにて恒星追尾
撮影地:静岡県天城高原

* 星ナビ 2006年6月号 入選作 *
* 星ナビ 2006年12月号特別付録 星空カレンダー2007 掲載 *

 3月に入ると高度が上昇し、薄明開始前から観望・撮影ができるようになりました。条件が良くなってきたため、思い切って望遠鏡直焦点撮影を行なってみました。光害の少ない撮影地と良好な透明度のお陰で、イオンテイルが良く写り、その複雑なスジ状構造が確認できます。非常に短くて淡いですがダストテイルらしき広がりも写っているようです。



ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 3/4

ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 3/4

地心距離=0.771AU ,日心距離=0.598AU

<撮影データ>
2006 03/04 04h51m〜 露出1分の10画像をコンポジット Aiニッコール105mmF2.5S(F2.8) ニコンD70改
感度ISO800 ビクセンGPガイドパック赤道儀にて恒星時追尾 撮影地:山梨県小菅村
※トリミングをしています。

 この日は中望遠レンズを使って撮影してみました。尾の長さは7〜8度以上と予想を上回るほどに伸びていて、写野からはみだしています。光害の少ないところでもう少し焦点距離の短いレンズで狙っていたら、10度ぐらい写ったかもしれません。ただ、双眼鏡を使って見ても尾はとても微かで、1度足らずの長さしか確認できませんでした。



ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 3/5

ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) 3/5

地心距離=0.771AU ,日心距離=0.607AU

<撮影データ>
2006 03/05 04h30m〜 露出1.5分の8画像をコンポジット タカハシε-180ED(F2.8) ニコンD70改
感度ISO1000 タカハシEM-200赤道儀にて恒星時追尾 撮影地:千葉県御宿町

 明け方の東天でさらに高度が上がり、観測・撮影条件が日毎に良くなってきました。再び望遠鏡直焦点で狙ってみましたが、空の透明度が悪かったことと露出時間を抑えたこともあって、尾の描出がイマイチでした。イオンテイル自体も少し細めだったようです。地球最接近を過ぎ、太陽からも離れていっため、これ以降は徐々に暗くなっていきました。