惑星状星雲は太陽質量の7倍程度までの恒星が末期を迎えたときに現れる輝線星雲の一種で、大きさや形態が惑星に似ているものが多いことからこの名があります。質量が中程度以下の星は老年期に赤色巨星となり、最後には外層のガスを周囲に徐々に放出して死に至ります。放出されたガスは残った中心星の紫外線によって電離され、ガスを構成する原子特有の輝線放射をするため、窒素や酸素など各ガス成分特有の美しい色の発光を示します。これが惑星状星雲の実体です。寿命は数万年程度と考えられています。こと座の環状星雲(M57)、こぎつね座の亜鈴星雲(M27)が代表例です。そのほとんどが興味深い形状やカラフルな色彩を持っているため、望遠鏡の直焦点撮影や拡大撮影の好対象となります。見掛けの大きさが小さいものが多く、眼視で楽しむには口径20cm級以上の望遠鏡に高倍率が必要です。ただし、微弱な光であるため眼視で色を感じ取ることは困難です。
M27 亜鈴星雲(こぎつね座) Va型 JPEG 64KB |
M76 小亜鈴星雲(ペルセウス座) X型 JPEG 56KB |
M97 ふくろう星雲(おおぐま座) Va型 JPEG 73KB |
NGC7293 らせん星雲(みずがめ座) W型 JPEG 105KB |
NGC7635 バブル星雲(カシオペヤ座) X型 JPEG 65KB |
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